退職する際に貰う必要書類と返却するべきもの
この記事では、こんな疑問にお答えします。
特に貰う必要のある書類は退職後に必要になるので
解説していきますね。
この中には失業給付金の手続きに必要になる物もあるので必ずもらいましょう。
退職する際にもらう必要書類
退職する際にもらう必要書類は以下のものです。
- 離職票
- 源泉徴収票
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 退職証明書
- 健康保険資格喪失証明書
1.離職票
離職票は退職したことを証明する書類です。
退職してから1~2週間の間に郵送されてくるのが一般的です。
それ以上経っても届かない場合は会社に問い合わせてみましょう。
主にハローワークで失業給付金の申請手続きに使います。
転職先が決まっている場合は基本的に使用しません。
2.源泉徴収票
会社からの給与などの合計と、納めた所得税の金額が記載された書類です。
転職先の会社が年末調整の時に、前職の源泉徴収票の内容と合わせて
計算する必要があるため、必ず受け取りましょう。
再就職しないで翌年を迎えた場合は確定申告で源泉徴収票が必要になります。
再発行できますが時間がかかるため無くさないようにしましょう。
3.雇用保険被保険者証
雇用保険に加入していることを証明する書類です。
こちらも再就職先で必要になるので大切に保管しましょう。
4.年金手帳
国民年金・厚生年金の被保険者である事を証明する手帳です。
20才以上の方は基本的に必ず1冊交付されます。
もし、手元に無いのであれば会社で保管している可能性
があるので確認して無いのであれば再発行してもらいましょう。
こちらも再就職先で必要になるので準備しときましょう。
5.退職証明書
退職を証明する書類です。
健康保険の任意継続の申請に使います。
再就職先で提出を求められる場合もあるので
もらっておきましょう。
任意継続被保険者資格の取得申請は退職日の次の日から20日以内です。
6.健康保険資格喪失証明書
健康保険の資格がなくなったことを証明する書類です。
こちらも国民健康保険への切り替え、任意継続の申請に使用するので
必ずもらっておきましょう。
退職する際に返却するもの
退職する際に返却するものは以下のものです。
- 健康保険証
- 社員証
- 会社の備品
- 書類やデータ
1.健康保険証
扶養家族がいる場合はその人数分あるはずですから
忘れず返却しましょう。
退職日まで有効なので退職日に返却すればいいです。
2.社員証
社員証、ICカード、名刺などです。
3.会社の備品
鍵、パソコン、携帯電話、文房具類、工具、制服(作業服)などです。
制服(作業服)は洗濯またはクリーニングして返却しましょう。
4.書類やデータ
仕事で使っていた書類、データは忘れず返しましょう。
設計図などの図面も返しましょう。
まとめ
会社からもらう書類も返却する物も忘れると
あなたも会社も手間がかかる場合があります。
特にもらう書類は忘れたり無くしてしまったら
余計な時間がかかって困る場合があるので
必ずもらって無くさないようにしましょう。