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【実体験】僕が職業訓練に通って感じたメリット・デメリット

2020年9月26日

やまとくん
やまとくん
ハローワークに職業相談に行ったら
職業訓練校を勧められたんだけどどうなの?

こんな悩みについて答えます。

僕は退職後、ハローワークで職業訓練を勧められ、試験を受けて職業訓練校に半年通いました。

結論から言います。

「仕事やめたけど、同じ業種はイヤだなぁ。。。」

「転職するにもスキルが無いから難しいかな。。。」

そんな風に思う人は、職業訓練校の入学試験を受けてみてもいいと思います。

この記事では、職業訓練校についてと、通ってみて感じたメリットやデメリットを解説していきます。

はやちゃん
はやちゃん
職業訓練校てどうなの?って思っている人は参考にしてみてください。

職業訓練校とは

実際に貰った修了証書

職業訓練校とは、失業中の求職者が再就職するため
公共職業訓練を行う施設です。

国や自治体によって運営されていて、受講科目も地域によって様々です。

近年では、需要が増えているため、専門学校などに委託をして実施する
委託訓練が増えてきてます。

期間は科目によって違いますが、半年が多く僕の地域の訓練校は最長で1年間でした。

はやちゃん
はやちゃん
職業訓練等については公共施設なのでハローワークで

相談や手続きしてください。

職業訓練校に通って感じたメリット5つ

実際に職業訓練校に通って感じたメリットを紹介します。

通って感じたメリット5つ

  1. 気持ちが新鮮になり新しくなる。
  2. 無料でスキルや、資格が取得できる。
  3. 修了するまで、失業給付金がもらえる。
  4. 訓練校で求職相談や求人票が見れる。
  5. ほぼ大体の人は就職先が決まる。

順番に説明します。

メリット①:気持ちが新鮮になり新しくなる

職業訓練校とはいえ学校ですから、かなり新鮮な気持ちになります。

クラスのメンバーも年齢が様々で、いろんな話が聞けて勉強にもなります。

はやちゃん
はやちゃん
頑張ってスキルを身につけるぞ!って気持ちになると思います。

メリット②:スキルや資格が取得できる

科目別に必要なスキルや資格が取得できます。

例えば「パソコンビジネス系」なら『簿記検定』『CS検定』
「金属加工系」なら『ガス溶接』や『アーク溶接』の資格が取得できます。

ちなみに僕が通っていた訓練校(高等技術学校)はこんな感じでした。

訓練科目 資格名
電気工事科 第二種電気工事士
住宅建築施工科 建築CAD検定2級
金属ものづくり科 日本溶接協会 溶接技能者評価試験
パソコンCAD科 技能検定機械プラント製図機械製図CAD作業3級
情報ビジネス科 CS技能評価試験2級
日商簿記3級
ビル設備管理科 乙種第4類危険物取扱者

※各都道府県で受講できる科目が違います。住んでいる地域のハローワークや
ホームページで調べてください。

はやちゃん
はやちゃん
資格試験ですから当然勉強しないと受かりません。

頑張って合格しましょう。

メリット③:修了するまで失業給付金がもらえる

一定条件を満たしていれば、訓練校に通っている期間中
失業給付金や手当がもらえます。

受講期間中に失業給付金の期間が過ぎても受講修了まで期間が延長されます。

失業給付金の受給対象外の人にも「職業訓練受講給付金(求職者支援制度)」
というのがあります。

はやちゃん
はやちゃん
お金は大切ですから手続きが面倒でも必ず手続きしましょう。

メリット④:受講期間中でも訓練校内で就職活動ができる

訓練校(高等技術学校)にはハローワークの職員と同じ役割をできる職員がいます。

希望の職種を言えばそのジャンルの求人票をプリントしてくれます。

訓練校に通いながら会社で面接を受け、受講期間中に就職先が決まる人もいます。

はやちゃん
はやちゃん
訓練校に通う目的は就職することなので積極的に活用しましょう。

メリット⑤:ほとんどの人の就職先が決まる

僕が通っていた訓練校では就職率が90%を超えていました。

受講している科目と違う職種の会社に就職する人もいました。

僕もその1人です。

はやちゃん
はやちゃん
必ずしも受講している職種の会社に就職しないといけないことはないです。

職業訓練校に通って感じたデメリット

それでは次に、僕が感じたデメリットを紹介します。

通って感じたデメリット

  1. 入校するタイミングによっては、独特な人がたくさんいる。
  2. 必ずしも入校できるとは限らない。
  3. 修了しても就職するまでしつこく電話がかかってくる。
  4. 休みが多かったりしたら最悪は退学になる。

それでは説明していきます。

デメリット①:入校するタイミングによっては、独特な人がたくさんいる。

メリットでいろいろな人が集まって色んな話が聞けるんですが
その裏返しでちょっと変わった人もいます。

ヤンチャな男の子、返事すらしない男の子、毎日遅刻ギリギリ
何でもかんでも「セクハラやぁ」とわめくオバサン。。。

いろんな人がいますが、僕は面白かったし勉強になりました。

デメリット②:必ずしも入校できるとは限らない

職業訓練校に入校するには『筆記試験』『面接』があります。

当然ですが、不合格者が出ます。

筆記試験はそんなに難しいことはありません。

面接は「何故その科目を選んだのか」「その科目を学んでどうしたいのか」
みたいな事は答えられるようにしときましょう。

都道府県で受講できるジャンルも違います。

入校時期が決まっているので、退職して職業訓練を受けようと思う方は
退職前に調べておく必要があります。

※職業訓練校は4月と10月の入校が多いようです。

※入校を申し込めば、求職活動の実績になります。

デメリット③:修了しても就職するまでしつこく電話がかかってくる

職業訓練校は、就職するために必要なスキルや資格が取れる公的な施設です。

当然みんなに就職してもらわなければ学校も困るわけです。

科目によって就職率が悪かったら、その教科自体がなくなる可能性があります。

僕が通っていた時は1人、就職先が決まらなかったのですが
結構しつこく電話してこられたそうです。

デメリット④:休みが多かったりしたら最悪は退学になる

訓練校を修了するにも受講時間もかかわります。

休みが多すぎると最悪は退学させられることになります。

補習で補えますが、真面目に通ったほうがいいと思います。

態度が悪すぎるのもダメです。

まとめ:違う職種の転職を考えているなら職業訓練校もあり【注意も必要】

僕が通ってみて感じたことですが、ジャンルの違う職種を考えているのであれば職業訓練校も1つの案だと思います。

ですが注意も必要です。

職業訓練校で学ぶスキルでは当然ですが不十分です。

パソコン系の科目を受講するのなら、家とかで更に勉強することが必須だと思います。

違う職種の転職は難しいので、公的施設を上手く利用するのはいいと思います。

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